Saturday 26 March 2016

イースターのたまご転がし 






たまごコロコロ。






猟犬アカの訓練中に思いついた遊びで、獲物を運んでくる際、ガジガジはもちろん、ガブッと咥えて獲物を傷つけてはいけないという課題の時、噛む(咥える)力を加減させる良い方法はないかなぁと探していました。

簡単に出来るのは、柔らかいペットボトルをぐちゃっと潰さずに持ってこさせる。
1、5リットルサイズになると、ソフトに噛みすぎると、犬歯に当たってつるっと滑ってしまうので、微妙な感覚を要するみたいです。

そして次は、自分でも食べてしまいたい獲物をもってこい!ということで、生卵。

先代犬の猟犬が、鶏小屋から卵を盗んできて、自分で穴を開けてちゅーちゅー吸っていたことから、思いつきました。


野犬さんはどうかな?

何度かうまく運んでくれたけど、途中でボトッと落としちゃった。。。

それで、そのまま食べてしまうかと思ったら、転がし始めて、穴から出てきた卵をペロペロ。
IQおもちゃの転がせばオヤツが出てくるボールの要領ですね。
でも、中身のない卵の殻も壊さずに運んでいるので合格!

まぁ、後の掃除が大変でしたけど、、、楽しかったのでいいや。

*食べすぎると、お腹を壊してしまうので、あくまで遊びの範囲内で。




犬の噛む力加減というのは、意外と繊細に作られているのだとつくづく思います。

人間が手を使って、ありとあらゆるものを創造してきたように、犬は口を使って必要なものを手に入れてきたんだと。

布切れを半日かけて、糸を一本ずつ取り出したり、小さな虫を解体したり(創造じゃなくて破壊だけど、、)。


噛む力を加減できない犬に対しての練習というのがあるそうで、うちの犬でも試しにやってみました。*最初は室内で、褒美として与えるのではなく、手から食べ物を与えるだけ。

初めは、好物ではないもの、大きなものを指で掴んで与える。

徐々に、好きなものに代え、大きさを小さくしていく、というやり方です。

最後は指の間に隠れてしまう米粒ほどの鶏肉も上手にチュパチュパ出来るようになりました。


野犬さんは、初めからこの噛む力加減をマスターしていたのですが、猟犬アカは指まで食べてしまう勢いだったので、苦労しました。。

でも、猟犬訓練中は、気合も肝心だったので、指で与えるよりも早さが勝負という感じで、この方法は無視してガツガツ食べさせていました。そもそも最終的に、オヤツよりも遊びをご褒美に変えましたが。


噛み癖のある犬のトレーニングとしても有効らしいですが、その場合は専門家の指示の元、行った方が無難のようです。



楽しいイースターをお過ごしください!










6 comments:

  1. マイちゃん、上手にくわえて歩いてますねぇ。たまごコロコロ楽しそう。それにしても、たまご大きいですねぇ(笑)。

    スポーティンぐ系は生まれつきソフトマウスなのかなぁと思っていましたが、練習するんですね。

    ココは口移しでトリーツあげたりしているうちに、加減を覚えたようです。ジェイクとは怖くって口移しはできないので、この方法を試してみようと思います~。

    私も犬は口のコントロールがいいと思います。ココは、ジェイクにケガさせない程度にかなりいたぶっているように見えることがあります。(汗)犬の皮膚も丈夫だと驚かされました。

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    1. 卵もドイツサイズ?!日本のレシピでケーキを焼くと、失敗するのもこのせいですかね、、。

      訓練で興奮していると、強く噛んでしまうどころか、嬉しくてウサギを5mくらい放り投げた犬も居ましたよ(^^;)

      ココちゃんは、全てにおいて加減を心得ているみたいで、ホント良いお姉さんですねー。日本のおうちだと、お箸でそろっと食べ物をあげたりしていて、それも一概悪くない習慣だなぁと思います。

      遊んでいるときに、注意勧告でサクッと素早く噛む仕草をすると、結構ドキッとしてしまいますが、怪我をすることがないのは不思議です。あの早さで、歯を当てるなんて神業ですよね。そういうのも、経験豊富な犬のなせる技なんでしょう。ココちゃん、どこで練習したんだろう(笑)。

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  2. イースターにぴったりの、楽しいビデオをありがとうございます!!
    殻の玉子でも壊さずに、上手に咥えるものなのですねえ。感心しました。

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    1. このビデオ、友達の子供たちに贈ろうと思いたって、作ってみたんです。気に入って頂けて嬉しいです!

      この卵だと、オモくんにはちょっと大きすぎますね(^^)

      こちらもどんどん春の兆しが感じられるようになってきましたよ。今日は草原にデイジーが広がっていました。食べようかなぁと思いましたが、折角出てきてくれたばかりなので、今日は眺めるだけにしました。

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  3. ビデオを見たら、オモが生玉子にどんな反応をするのか興味がわいてきて、試してみずにはいれなくなってしまいました。

    で、オモに玉子を与えたら、驚くことにオモはそれをちゃんと咥えて持ち上げることができたんですよ。オモってば体の割に大口だったのね…

    でも、それが精いっぱいだったみたい。

    しばらく持ち上げたり舐めたりかじったりしていたけれど、殻を割ることはできませんでした。玉子の中には、何か食べられるものがあるらしいということには感づいたみたいだったんですけどね。

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    1. おおおー!試していただけたのですか!

      普通の卵ですよね?オモくん、本当に口が大きかったのですね、、驚き。小さな犬には、ウズラの卵はどうかなぁなんて考えていたんですが、そんな必要なかったのですね(^^)

      オモくんはきっと慎重なタイプなのでしょう。友達の犬は、一瞬で前足でぐちゃっと潰してしまいました。そして、前足を持ち上げて「何これー気持ち悪いー!」と、なっていましたよ、、。その後は、舐めて、美味しいことに気づいたのですが、殻が邪魔そうでした。犬も殻を除いて食べるみたいです。=殻は食べられないと知っているみたい。

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