Saturday 13 October 2012

Schafwolle Dämmung 羊に包まれる家




断熱材と格闘する毎日の中、昨日羊毛屋さんで為になるお話を聞きました。

たぶん、知っている方も多いと思うのですが、羊毛断熱材。商品化もされているようですが、

私が目をつけたのは、隙間にもこの羊毛効果を取り入れるというもの。

要らなくなったセーターなどを小さく切ってくるくる巻いて隙間に埋め込めばいいんだよ、と

教えてもらいました。

なるほどそれなら隙間に合わせて自由に形も変形できるし、なんと言っても素手で作業が出来る

のがいい。マスクもいらない。

というのも、最近テレビで断熱材の特集を見たところで(完全に断熱マニアになっています)

どうしても安価な化学製品に頼ってしまっているということが気になっていました。

今回の改築でも費用の3分の1を廃棄処分代に使ってしまった。

次世代にもう私たちのゴミは託したくないなぁなんて格好良すぎますかね。

でも、”おばあちゃんたち、なかなか考えたね。”なんて言われたいな。


こちら、今年の初めに訪れたシュレースヴィッヒの羊たち。


 Wikkinger-ヴァイキングの家もありました。


 湾の向こうに見えるシュレースヴィッヒの街。


魚おいしかったー。

仕事で行ったんですが、こっそり竿を忍ばせて持っていきました。でも、ここは漁業権が必要で

一般人は釣りが出来ないそうです。。。残念






4 comments:

  1. いいなぁ、このタイトル。
    羊に包まれたら絶対にあったかいですよね。
    前に旅先でみた遊牧民のゲルでも断熱材で羊の毛をいたるところに
    使ってました。
    先人の知恵ですね。
    ところで、暖炉入ったんですね^^
    ほんとにいつか伺ってみたいです。
    うちにも今年こそ暖炉が入る予定なので、東欧旅行の
    ついでとかあれば、ぜひ寄ってくださいね。
    いや、夏の間でも是非。。。

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    1. その遊牧民の知恵をたまたまテレビで見て、
      羊毛屋さんでの話のきっかけになったんです。
      実際に訪れられたことがあるのですね。いいなぁ。
      うちの暖炉は売れ残りの破格値で譲っていただきました。
      デザインとかこだわらなければ暖炉専門店で聞いてみると
      いいかもしれません。本当はお料理の出来るタイプが
      欲しかったんですが、贅沢は言えません。。
      是非!いつか東欧旅行を実現させたいと思います^^

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  2. isolieren...ドイツ語初心者な私ですが、改築には必須の単語ですよね。
    繊維が捨てられなくて溜めに溜めているので、もしかしたら使えるかも。
    隙間に埋める、というのはどの部分ですか?

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    1. 普通は、Bauschaum,Montageschaum(日本語で発泡ウレタン?)
      と呼ばれる缶スプレー型の溶液を注入するような場所、ドアや窓の取り付け
      部分の隙間などです。このスプレー型ウレタン、とても便利で使いやすいのですが、
      ホームセンターでは鍵の付いた棚で販売される程、有毒です。しかも値段も高い。
      isolieren(^^)した後、どの道モルタルやパネルで塞いでしまうので
      断熱効果のあるものなら何でも良いと言う訳です。
      昔、アパートの壁紙を剥がしたら、大戦中の新聞がどっさり出てきたことがあり
      解読に夢中になってしまったことがあります。思い出を埋め込むというのも
      いいかもしれません。あっちょっと怖いかな。

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